成長を追い求め、付加価値を高めた先にあるもの

水工エンジニアリングではここ数年、離職率の低下に向けた取組を行ってきた。職場環境の改善だ。
社員がやりがいを実感できるような働きやすい職場を目指し、人材育成の方針を見直し、人事評価制度を整備した。
資格取得については土木系の設計部門では県内トップクラスの合格率を誇っており、この制度の整備により、納得のいく評価がなされていることが大きい。
また、1on1ミーティングにより従業員のキャリア形成もしっかり支援している。トップの成長戦略と社員のやりがい醸成とのバランスがうまく取れていることも理想的だ。

今年度からは本格的にリスキリングの推進を始めた。
事務や企画部門のデジタル化については、リスキリング中期計画にも記載。デジタル技術による省力化で、その他のクリエイティブな業務に充てる時間も捻出できている。

中でも業務の効率化を図るうえで重視しているのが、AI活用のためのスキルだ。このことについて採用担当者が先頭になって学びを進め、採用の企画書作成に生成AIを活用し、時間短縮など業務効率化につなげている。今後、生成AIに係る研修を全社的に展開していく予定だ。

「建設業界では業務における資格は絶対だが、事務方においても、新たな学びによる付加価値を創出していくことを目指したい。さらには将来的にそのモデルが同業他社に横展開していくことができれば。」代表取締役専務の小林さんはそう話してくれた。

社員からもこんな声が。
「退職する理由がないです。」やりがいと成長を実感できる職場づくりが、社員の定着という大きな効果をもたらしはじめた。

水工エンジニアリングさんのリスキリングはまだまだ続きます！✨

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