新しいチャレンジ！学びを新規事業に役立てる

自動車業界大手の茨城いすゞ自動車株式会社が、新規事業として人材紹介事業を始めた。
「CRANカンパニー」の立ち上げだ。その立ち上げメンバーとして、前職で営業職を長く経験していた女性社員が加わっている。

人事戦略のひとつとして、この社員が、グロービス「経営戦略・マーケティング」を受講。経営戦略の学びでは、外部環境を分析するスキルを習得した。そのことで、登録した人材をどのような企業と繋げることができ、どのようなマッチングが最適なのか、顧客の要望に合わせた提案をしやすくなった。合わせてマーケティングを学んだことも大きかった。顧客のニーズを把握し、戦略的な活動を行える。例えば、人材紹介の会社において重要な業務である求職者の確保においても役立っているという。採用を希望する企業のIRを読み込み、その企業がなぜ、どのような戦略を考えているのかという仮設を立てることができるようになったからだ。学ぶ以前は、IRを単なる情報として求職者にそのまま伝えていただけだったが、より具体的な説明ができるようになったことで、マッチングの精度が上がったという。
ニーズを顕在化することで、より顧客へのサービスの質が向上して、企業としての価値を高めている。

会社としては人事戦略に基づき、研修等に積極的に参加させるなど人材育成のための投資は惜しまない。社員の成果や発揮能力を評価していくしくみは、これから人事ステートメントにより具体化していく。
このことをはじめ、新しいことにチャレンジする企業茨城いすゞ自動車株式会社は、リスキリングの環境も整っている。経営層が自ら学びの場に参加し、組織運営のために必要なスキルを習得している。そういった経営層の姿勢がスキリングの企業風土を醸成し、社員のリスキリングを通して経営戦略の実現を目指している。

茨城いすゞ自動車株式会社さんのリスキリングはまだまだ続きます！✨

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