★茨城県リスキリング推進企業　奨励賞企業

IT最前線で培った経験をリスキリングに活かす

Yahoo! JAPAN出身の白山さんが取締役を務める富士水質管理株式会社。

「給排水設備のデジタル化や浄化槽の高度化に対応するにはまず意識の醸成が必要。
業務のデジタル化そのものは、ツールの導入などに投資をすれば早期に実現できますが、その必要性を組織・個人まで浸透理解させることが最も大変であり重要です」と白山さん。

経営層自らが、リスキリング推進をリードしていくため、まず行ったのが現状分析。
見えてきたのは、建設業界において、デジタルスキル習得のための教育体系が整っていない現状だった。

そのため、会社として研修にも力を入れ習得時間の確保に重点を置く。
前職で身に付けたデータ分析のノウハウを活かし、ご自身が社内研修の講師として登壇することも。今後、データ分析から提案までを若手社員自らが行うことを目指している。

「社内業務はほぼ全てツールで完結します。会社主導で業務のDX化を進めていることで、業務のミスが減り、効率化が期待できる。従業員の生産性が上がった手応えがあります。60代以上のシニア社員にも、業務を楽にする道具と納得してもらい、新たなツールに慣れてもらうことが大事」
「給排水設備機器の高度化に今のうちから対応するため、研修講座を内製。さらには水戸市の営業所内にて【研修センター】も設立しました。今後さらに活用していきます」
と、茨城営業所長の西野さん。

ところで、取材に伺ったこの日は、研修当日。
座学と実習の両方を取り入れた研修を行い、丁寧な人材育成に取り組んでいる。
良い職場環境が、離職率の低下を実現。安心感がある、そういう会社だ。

富士水質管理株式会社さんのリスキリングはまだまだ続きます♬✨

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