自主的に学ぶ企業風土醸成への第一歩

タンゲ製作所はネジ付きプレス部品を製造している企業。
役員自らが積極的に学び直しを実践することで率先して範を示している。実際、取締役でプロダクトマネージャーである小野琢也さんは勤務の傍ら大学に通い、学びを深めているという。そして、それとともに、従業員のスキル習得を推進しており、資格取得を促進し、外部講習への積極的な参加を奨励。講座費用や資格試験の受験費用を会社で負担するなど自主的に学ぶ企業風土の醸成に向けた取組を進めている。

さらに、新しい事業創出なども視野に、気づきを見つける場として開催するミーティング。

社内の課題解決に向けた従業員同士での議論の場として位置付け、課題の洗い出し、そしてその解決のための方策を見つけていく話し合いが定期的に行われている。従業員それぞれが意見を述べることのできる風通しの良い職場環境が整い、課題解決能力が養われるなどポータブルスキルの習得にもつながっているのではないだろうか。

これらの取り組みの目指すところは会社の成長に繋がる個人の成長である。実際に同社では、外部の専門家の知見も取り入れながら、リスキリングで習得したスキルを活かして設備の稼働をリアルタイムで監視するシステムを自前で構築し、自社の設備稼働状況をモニタリングしている。更に今後はAIを活用した検査工程の自動化にも取り組む予定だ。

小野さん自身も県主催のリスキリングワークショップに参加し、多くの気づきがあったという。
学ぶことの大切さを社内で共有しながら、スキル習得による生産性向上の実現を目指していく。
今後、更なる学びによりもたらされる効果に期待！ 株式会社タンゲ製作所さんのリスキリングはまだまだ続きます！✨

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