推進宣言企業レポート

リスキリング推進宣言企業に行ってきました♬ 社会福祉法人尚生会 編

2024/08/08

「今後は現場の介護職員もデジタル知識を身に着ける必要があります。」
リスキリング推進を担当する法人本部課長補佐の北村さんは言う。

今までは、現場の職員は介護のスキルがあればよしとされていたが、デジタル化が進み、それに対応できる知識を習得する必要がでてきた。
まずは、現場のマネジメント層からスキル習得へ。まもなく、法人本部主催で、外部講師を招き、各拠点の管理者を対象とした勉強会を行う予定だ。エクセルの基本的操作からデータ分析までを幅広く学ぶほか、システム自体を理解する能力を習得する。併せて、一般の介護職員においても、パソコンスキルを身に着けるなど資格取得に向けた学びを支援していくとのこと。
実際、利用者情報について、紙で記録していたものをタブレット入力へ。今後は、非侵襲のセンサーシステム「眠りSCAN」からの情報、体温・血圧など日々集積されるデータを読み解き、分析できる人材を介護職現場から育成していく意向だ。デジタル知識が豊富な人材を外部から招いたとしても、介護の知識がなければ、介護現場では機能しない。今後は、介護職員をデジタルスキル習得講座に出席させることや、1on1ミーティング等で、隠れた個人のスキルの掘り起こしも図っていく。
デジタル化による業務の効率化で、利用者に、より手厚いサービスが提供できるのではないか。

介護職から、データサイエンティストが誕生することも現実味を帯びてきた。 
介護現場にもデジタル知識は必須の時代。新たなスキルを身に着けサービスのアップグレードへ。
社会福祉法人尚生会さんのリスキリングはまだまだ続きます!✨

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