推進宣言企業レポート

リスキリング推進宣言企業に行ってきました♬ 株式会社茨城新聞社 編 

2025/01/17

茨城新聞社では、DX推進に注力している。
昨年4月、社長を本部長とするDX推進本部を立ち上げた。役員やDX推進局のほか、各局の局長、部長などで構成するDX推進本部会議で、半年かけて議論し同10月にDX推進計画を策定した。本年度は、ワーキングチームにおいて、各部署から選抜した中堅・若手のメンバーが、推進計画に基づく具体的な施策について議論や検討を進めている。
さらに、人事部門と連携し、社全体のITスキルの底上げのため、スキル習得時間の確保や費用面での支援など、学びの環境の整備も進めてきた。
社内のDX推進体制は整ってきている。

「DXを進めていく上では、データ活用を考えられる人が必要」と松本総務局長。
新聞社では様々な分野において多くのデータを持っているにもかかわらず、今までそれらをうまく活用できていないことが課題であった。その現状を打開していくため、現在、データサイエンティストの育成を進めている。選抜したDX推進局所属の社員2名を県主催の講座に出席させ、リスキリングすることで、データ活用のスキルを業務で活かしていきたいと考えている。例えば、営業の面で言えば、データを分析することにより、どのような年齢層やターゲットにアプローチして販路を拡げていけるかなど、活かせるチャンスはたくさんある。
「データ活用の考え方を学び、生産性向上につなげる土台を作っていくことができれば。」と、松本総務局長は意気込む。

そして、来年4月から、リスキリングによる人事戦略を盛り込んだ中期経営計画を策定し、さらなるリスキリング推進を図っていく。
新聞社でのリスキリング効果はどのようなものになるだろう。社内には勉強意欲の高い社員が多い。学びを活かして、業務につなげていく。
茨城新聞社さんのリスキリングはまだまだ続きます!✨’

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