推進宣言企業レポート

リスキリング推進宣言企業に行ってきました♬ 一誠商事株式会社 編 

2025/02/17

農業大国である茨城県において、貴重な農耕地が休耕地として放置されている現状に課題を見出した一誠商事株式会社の五十嵐社長。
不動産のノウハウを活かしてできることは何だろうか。
そこで考えたのが、新規事業アグリビジネス。「アグリ事業部」の創設だった。休耕地を有効活用、管理することで、経営の多角化を目指した。
新分野への進出にあたり、事業部を率いる部長には、緻密で勉強熱心な総務部の社員を充てた。社長が、その社員の適正や能力を十分に把握した上での抜擢であった。部長は農業についての知識はない。知識を得るため、農業に関する専門書を熟読、法律も学んだ。専門家を招いてOJTで現場の知識を習得し、事業部は2年でサツマイモの栽培に成功した。将来的には、干し芋などの加工食品の二次産業に繋げていくために、試行錯誤の最中だ。

アグリ事業部の部長選抜がそうであったように、会社は社員の能力を見極め、力を最大限に引き出す。新たなスキル習得を目指した人材育成にも余念がない。

経営層自ら学び、社員に対しても階層別研修をきめ細かく行うなど、学びの環境が整っている。さらに、業務時間内にオンライン学習動画サービスを活用した学習を取り入れたり、ITリテラシー向上のためにセキュリティ研修を3か月に1回実施したりするなど、スキルの習得は、事業拡大に向けた人材戦略の大きな柱でもある。不動産業として地域に貢献しながら、そのノウハウを活かし、さらなる発展を目指す。アグリ事業部も、リスキリングも、そのための手段だと、社長は考えている。

一誠商事さんのリスキリングはまだまだ続きます!✨

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