2023年度リスキリング推進シンポジウム1日レポート

リスキリング推進の先に思い描くもの

武藤氏「環境DX戦略の中で一番重きを置いているのは、再生可能エネルギーの普及促進です。これだけのソーラーパネルをリサイクルするだけでなく、この太陽光エネルギーをどうやって生かすかというのが、実はプラットフォームの中の一つのコア事業であります。
私がリスキリングで一番期待しているのは、一緒に学ぶうちのスタッフが知識を重ねる事で、私以上の知識とやっぱり発想力が備わってくることです。このスタッフが、SRPの中で私の思い付かない事業構想を立案するのを非常に期待しています」

小田倉氏「東海村の弊社工場をマザー工場と位置付けて、サプライチェーンの方々も含めて役に立つようなスマート工場を作りたいなというのがあります。そして人口が減っていく中で、持続可能な工場とはどういうものか体を張って表現していきたい。
もう一つ、AIやDXというシステムエンジニアの部隊がありますが、大きく言えば業界全体の国内外の標準的なプラットフォームを構成させていきたいと思っております。
(自治体の支援については)私たちが例えば海外に行ってという門を開けようとしても、なかなか難しい時があります。その時に海外に進出している日本企業の駐在員などとの繋がりを作っていただけたらありがたいなと思っています」



最後に後藤氏より、「日本を代表するようなデジタル化、グリーン化の取組を行っている2社がこれからグローバルへ展開していく企業になっていくこと、また、この話に刺激を受けた茨城県の皆様のリスキリングが進むことを期待しています」という力強いコメントをいただき、無事パネルディスカッションは終了。そして本シンポジウムも幕を閉じました。

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